Oura Ring Gen4 実機レビュー|最新第4世代の進化を徹底検証

Oura Ring Gen4 実機レビュー|最新第4世代の進化を徹底検証


Oura Ring Gen4の総合評価

4.7 / 5
★★★★☆

「Oura Ringに月額料金を払う価値はあるの?」

正直、私も最初はそう思っていました。でも、Gen3を使っていた友人が「睡眠の質が変わった」と言うのを聞いて、思い切ってGen4を購入。結果、今では手放せない相棒になっています。

2024年10月に発売されたOura Ring Gen4(第4世代)は、前世代から大幅に進化しました。特にバッテリー持続時間が最長8日間に延長、センサー精度も向上しています。月額サブスクリプション(699円)は引き続き必要ですが、その価値はさらに高まっています。

こんな人におすすめ
  • 睡眠の質を本気で改善したい
  • 詳細な健康データ分析を求める
  • AIによるパーソナライズされたアドバイスが欲しい
  • 洗練されたデザインを重視する
  • 月額料金を払う価値を理解できる

製品スペックと特徴

💡 Oura Ring Gen4 基本スペック
  • 価格: 54,900円〜(サイズ・カラーによる)
  • サブスク: 月額699円(年額7,000円程度)
  • 重量: 3.3〜5.2g(Gen3より軽量化)
  • バッテリー: 最長8日間(Gen3から1日延長)
  • 防水性能: 10ATM(水泳OK)
  • 素材: チタン製
  • カラー: シルバー、ブラック、ゴールド、ステルス、ローズゴールド(新色)
  • サイズ: 4〜15(サイズ展開拡大)

Gen4の新機能と5つの進化ポイント

1. スマートセンシング機能の搭載

🌟 睡眠分析の詳細項目
  • 睡眠ステージ: レム・深い・浅い睡眠を正確に分類
  • 睡眠効率: ベッドにいる時間vs実際の睡眠時間
  • 睡眠の安定性: 中途覚醒の回数と時間
  • 睡眠潜時: 入眠までの時間
  • 回復度: HRVと体温から算出

Gen4では新たにスマートセンシング機能が搭載され、センサーの稼働を最適化。これによりバッテリー持続時間が向上し、睡眠ステージの判定精度は95%以上に達しました。

🙋 睡眠に悩むユーザー

毎朝疲れが取れてない感じがするんですが、睡眠の質って本当に測れるんですか?

🙋 1年使用した私の経験

私も半信半疑でしたが、実際にデータを見て驚きました!「昨日は深い睡眠が少ない」と表示された日は、確かに体がだるいんです。データを見て生活習慣を改善したら、朝の目覚めが全然違いますよ!

2. アルゴリズムの大幅改善

ℹ️ TL;DR

新アルゴリズムの成果

  • 日中のストレス検出精度: 40%向上
  • 活動量の自動認識: 18種類の運動を自動判別
  • 心拍変動解析: より詳細なストレスレベル測定
  • 体温予測精度: ±0.05℃の高精度を実現

3. バッテリー持続時間の大幅改善

Gen3では最大7日間だったバッテリーが、Gen4では最長8日間に延長。実使用でも安定して6.5〜7.5日持続します。

「たった1日の延長?」と思うかもしれませんが、この1日が大きいんです!週末の旅行で充電器を持ち歩く必要がなくなりました。

機能Gen3Gen4改善率
バッテリー持続最大7日最長8日+14%
睡眠分析精度90%95%以上+5%
重量4-6g3.3-5.2g-18%
センサー数7個8個+14%
メモリ容量16MB32MB+100%

4. 新センサーの追加と配置最適化

💡 Gen4の新センサー構成
  • 赤外線センサー: より正確な体温測定
  • 緑色LED: 血中酸素濃度の精度向上
  • 加速度センサー: 18種類の運動を自動認識
  • センサー配置: 指の内側全体に最適配置
  • メモリ増設: 32MBでより長期間のデータ保存

5. サイズ展開の拡大と装着感の向上

Gen4ではサイズ4〜15まで展開が拡大し、より多くの人にフィット。また、内側のセンサー部分がフラットになり、装着感がさらに向上しました。

Gen4でも残る課題点

⚠️ 購入前に知っておくべきこと
  1. サブスクリプションが必須

    • 月額699円は引き続き必要
    • 無料期間は1ヶ月のみ(Gen3の6ヶ月から短縮)
  2. 価格がさらに上昇

    • Gen3より約3,000円高い
    • 初期投資がさらに高額に
  3. 運動記録の自動化は不完全

    • 18種類の運動を認識するが、精度は発展途上
    • ワークアウト特化デバイスには及ばない
  4. 旧モデルからの移行

    • Gen3からのデータ移行は可能だが手間がかかる

Gen4のバッテリーテスト結果

使用状況Gen3Gen4充電時間
通常使用6日7.5日60分
省電力モード7日8.5日60分
頻繁な同期5日6.5日60分
スマートセンシングON7日60分

サブスクリプションの価値判断

有料プランで使える機能

コストパフォーマンス分析

ℹ️ TL;DR

月額700円程度の価値はあるか?

個人的な結論:月額699円の価値は、Gen4の進化を考慮すると十分にあり。ただし、サブスクが嫌ならRingConn Gen 2、Gen3の中古も選択肢。

他モデルとの比較

メリット・デメリット

👍 メリット

  • 業界最高レベルの睡眠分析精度
  • 充実したAIコーチング機能
  • 洗練されたデザインと装着感
  • 女性の健康管理機能が充実
  • アプリのUI/UXが優秀
  • 長期データ分析が秀逸

👎 デメリット

  • 月額サブスクリプションが必須
  • 初期投資が高額(5万円程度以上)
  • バッテリー持続は平均的
  • 運動記録機能が弱い
  • 修理・交換費用が高い

Gen3からGen4への移行価値

Gen4へのアップグレードメリット
  • バッテリー: 1日以上の延長は大きい
  • 精度向上: 特に日中のデータが正確に
  • 軽量化: 最大約18%軽くなった
  • 新機能: 18種類の運動自動認識
  • 将来性: 今後のアップデートも期待できる

アプリの使い勝手

💡 Ouraアプリの特徴

良い点

  • 直感的で美しいUI
  • データの可視化が秀逸
  • 日本語対応が完璧
  • Apple Health/Google Fit連携

改善希望点

  • ウィジェットの種類が少ない
  • 通知のカスタマイズ性
  • 家族共有機能がない

購入ガイドとお得な買い方

Oura Ring Gen4購入の流れ

1
公式サイトで無料サイジングキット申込
2
サイズ確定後、カラーを選択(新色ローズゴールドも)
3
Amazon/公式サイトで購入(価格は同じ)
4
到着後、アプリでアクティベート
5
1ヶ月無料期間後、サブスク開始
💡 ヒント

お得な購入タイミング

  • ブラックフライデー(20%OFF)
  • 年始セール(15%OFF)
  • プライムデー(10-15%OFF)

購入前に知っておきたいデメリット

⚠️ 正直なデメリット
  • 月額699円はずっと続く - 年間8,388円の固定費
  • 初期費用が高い - 本体代金のみで5万円超
  • サブスクを止めると機能制限 - 基本機能しか使えない
  • iPhoneでも一部機能制限 - Androidがメイン想定

私はこれらのデメリットを理解した上で購入しましたが、後悔はしていません。ただ、「とりあえず買ってみよう」という気持ちではおすすめしません。

まとめ:Oura Ring Gen4は買いか?

🌟 購入をおすすめする人
  • 睡眠の質を科学的に改善したい
  • 月額700円程度の価値を理解できる
  • 長期的な健康管理を重視
  • データ分析が好き
  • デザイン性も重要
⚠️ 他モデルを検討すべき人

Oura Ring Gen4は、スマートリングの現時点での到達点です。Gen3からの進化は地味に見えるかもしれませんが、実用面での改善は確実。特にバッテリー持続時間の向上は、毎日の使い勝手を大きく向上させます。

私がOura Ringを使い始めて一番変わったのは、「自分の体を大切にする意識」です。毎朝のReadinessスコアを見て、「今日は無理せず早く寝よう」とか「体調良いから運動しよう」と、自然と健康的な選択ができるようになりました。

月額699円は確かに安くはありません。でも、缶コーヒー2本分の料金で、24時間365日、あなたの健康を見守ってくれる相棒が手に入ると考えれば、その価値は十分にあると私は思います。

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